日本でスマートフォンを持っている人のうち、66%近くの方が持っているiPhone(アイフォン)。
世界的にも大変人気のあるスマートフォンのひとつです。
iPhoneが故障すると、制作会社であるAppleの保証を使って修理・交換をする、というのが一般的でしたが、ここ最近非正規店のiPhone修理業者が増えてきています。
今回は「Appleの正規保証は必要があるのか」についてまとめてみましたので、ご参照ください。
Apple正規保証について
iPhoneを購入すると、どなたでもApple正規保証が受けられます。
その保証のうち、AppleCareとAppleCare+という2つの保証があります。
AppleCareとは・・・?
製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償電話サポートのことです。
これはApple製品を購入した方にどなたでもついてくるサポートです。
どんな故障が保証対象?
無料保証が受けられる「自然故障」とは、以下の場合を指します。
・何もしていないのに突然電源が入らなくなった
・画面がフリーズする
さらに、イヤホン・充電器・充電ケーブルも1年保証の対象となりますので、壊れた場合は無料で交換していただけます。
保証の対象外になる故障は?
ただ、こちらの保証はあくまでも「自然故障のみ」の保証です。
ご自身の過失で壊れてしまった場合は、無料での保証は受けられません。
例えば、以下の場合は残念ながら無料交換保証外となります。
・iPhoneを落として画面が割れた
・iPhoneを誤って海に落として水没させた
・充電器が中で折れてしまって充電ができなくなった
AppleCare+とは・・・?
AppleCareだけでは少し心配という方向けの有償サポートです。
AppleCare+に加入すると1年間の製品保証が2年になり、電話サポートも2年になります。
さらに、過失で起きた故障の場合も修理料金が安くなります。
AppleCare+に加入している場合と、加入していない場合の修理にかかる料金を比べてみました。
iPhone6s・7・8の場合 | AppleCare+加入 | 未加入( AppleCareのみの場合) |
画面のみの損傷 | 3,400 円 (税抜) | 17,800円/35,800円 (税抜) |
その他すべての過失や事故による損傷 | 11,800 円 (税抜) | 35,800 円 (税抜) |
製品保障 | 2年間 | 1年間 |
電話サポート | 2年間 | 90日 |
AppleCare+の加入価格は・・・?
新品(購入後30日以内)のiPhoneは、14,800円を支払うことで「AppleCare+ for iPhone」という保証に入れます。
なかなかいいお値段ですよね。
それとNTTドコモ・ソフトバンク・auなど通信キャリア独自の保証サービスがあります。
Apple正規保証のメリット
実際に保証を使うことになった場合、Apple正規保証はどのようなメリットがあるかご紹介いたします。
『ハードウェア製品限定保証』
ハードウェア製品限定保証とは、iPhone本体および不足アクセサリに傷が生じたり、バッテリーが保持する容量が本来の容量の80パーセント未満になった場合に利用できるサービスです。
サポート保証期間であれば、通常より安い価格で最大2回までサポートを適用できます。
2回を超えてしまうと、保証対象外の修理サービス料金で修理を行う必要があります。
『無償電話サポート』
無償電話サポートとは、専門のスペシャリストに相談ができるサービスです。
たとえばiPhoneが故障して複雑な状態になってしまったものや、前例のないような状態になっているものは専門のスペシャリストに相談できます。
なお専門のスペシャリストでなくても、故障に関してわからないことは下記番号より無料で相談できますよ。
Apple サポートへの問い合わせ:0120-27753-5
Apple正規保証の最大のデメリット
安心できる保証に入った方がいいのか、悩まれる方も多いかと思われますが、Apple正規保証にもデメリットと思われることがあります。これも踏まえて考えましょう。
『保証を使うとデータがなくなる』
驚きの事実ですが、Appleの保証を使う際は本体交換となるため、データがまっさらの初期化済みの新品同等のiPhoneと交換になります。
もちろん、バックアップを取られている方であれば、初期化済みのiPhoneでもデータを復元すれば元通り使用することが可能ですが、
以下の場合にお困りになる方が多数いらっしゃいます。
・いきなり故障したのでバックアップを取っていなかった ・すべてのデータのバックアップが取れていなかった ・LINEなとのID/PWがわからなく、引き継いで使用できない。 Appleでいざ保証を使おうと思っても、まずは予約を取ってから店舗に行く流れになります。そのまま店舗に向かうと平気で4時間超えの待ち時間があるからです。 予約を取ろうとしても1週間後まで予約がいっぱいということも多々あります。 仕事やプライベートでも、1日でも手放すと大変困ってしまうiPhone。 安心の為にわざわざ保証に入ったとしてもこのような問題があるとなると、保証に入った方がいいのか悩んでしまいますよね。 ほかになにかいい解決方法はないのでしょうか。 Appleの店舗にて順番を待つたくさんの方々 こんなに時間も手間もかかってしまうアップルの正規保証ですが、 それでは困る!もっと良い方法はないのか!と思った方に朗報です。 すぐに問題を解決したい場合は、「iPhone修理専門店」に修理を依頼するという選択肢もあります。 iPhone専門店にて修理を行えば、アップル正規保証でのデメリット部分がすべて解消されます。 本体交換とは違い、壊れた部品だけを交換するため、最短10分で修理作業が可能です。 フロントパネル交換:約30分~ バッテリー交換:約10分~ 水没修復:約2時間~ 一番の心配といってもいい「iPhoneの中身のデータ」がそのままの状態で修理が可能です。 バキバキに割れて使用することのできないiPhoneだとしても、約30分後にはピカピカの新品パネルに交換され、何事もなかったかのようにいつも通り使用ができます。 デメリットとしてあげられるのは、もしすでにApple正規保証に加入されている方は、iPhone修理専門店にてiPhoneを修理した場合、Appleの正規保証が受けられなくなる可能性があります。 いかがでしたか? Apple正規保証に加入されるか検討されている方は、一番は「時間」と「手間(バックアップ)」などの点を踏まえて、もし故障をしてしまった時にどうするか、とシミュレーションしてみるとわかりやすいかもしれません。 最後に、「Apple正規保証」と「iPhone修理専門店での修理」の違いを簡単にご説明して終わりにしようと思います。 ■iPhone修理業者にiPhoneの修理を依頼する場合のメリットとデメリット ■iPhoneを修理する場合、アップルストアに依頼するときのメリット・デメリット ■Apple非正規店のiPhone修理業者を使ったらメーカー保証から外れるの? ■iPhoneを修理する場合、正規店と非正規店の違いはどこにあるの? 『とんでもなく時間と手間がかかる』
『部品修理なので即日修理が可能』
『データがそのままで修理可能』
まとめ
Apple正規保証は、正規という安心感とバックアップなど常に問題なく取られている方、時間に余裕のある方向けの保証。
iPhone修理専門店での修理は、なによりも時間と手間を省き、すぐに元通り使えるようにしたい方向けのサービス。
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